【木】テロ物語「最終回」、記事3本

執筆者:フォーサイト編集部2015年9月24日

連休中、以下の記事3本をアップロードしています。

「『遊民経済学』への招待(13)産業としての競馬の可能性」(吉崎達彦さん):ギャンブルを善とする欧米とは異なった文化を持つ日本で、経済の成長戦略としてギャンブル産業を振興しようと思ったら、日本社会が持つ幾多の「禁忌」と立ち向かわなければならなりません。

【ブックハンティング】「『場末』台湾に生きる『移民』外省人の物語」(野嶋剛さん):台湾出身の作家・東山彰良氏の直木賞受賞作『流』を、「中国の部屋」運営者・野嶋剛氏が読み解きます。青春小説、ミステリーとして激賞されたこの作品を、野嶋さんは「移民小説」と位置付けます。

「クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? 『偉い人』の作る物語」(徳岡孝夫さん):かつて東条英機は「大東亜会議」を開いて大日本帝国の正義を喧伝し、今は中国が歴史を捻じ曲げ他人の武勲を横取りします。それにしても東条首相が「みそうゆう」の元祖だったとは……。当時は批判も揶揄もありませんでした。

 

また、「専門家の部屋」の「ヨーロッパ」に「テロリストの誕生(21)消えた女と男たち」(国末憲人さん)の新エントリ。テロリストの妻の役割は、時に夫や仲間を叱咤激励するばかりか、当局からのマークを逃れて自由に動き回り、実はテロの首謀者であるときも。

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