【火】中東危機の震源、トランプ政権予測

執筆者:フォーサイト編集部 2017年1月3日

本日の更新記事は以下の2本。

「中東―危機の震源を読む(92)『世俗主義の象徴』を狙ったテロはエルドアン政権の支持層強硬派の突き上げか?」(池内恵さん):1月1日、トルコ・イスタンブールのナイトクラブで起こった銃乱射テロは、エルドアン政権の元来の支持層が起こした可能性が濃厚。支持基盤の一部をなす勢力を敵視し弾圧する内政上の権力闘争の、ツケが回ってきたということか。

「波乱必至:予測不能の『トランプ政権』を予測する手掛かり」(アメリカの部屋、渡部恒雄さん):トランプ氏の経験不足と、アドバイスを素直に聞けない独善的な態度は、予想外の「ディール」を含め予断を許さず、同盟国にも敵対国にも緊張を強いるものとなりそうです。

「池内恵の中東通信」では、「1年前と8年前と:新年の中東の紛争を『フォーサイト』連載で振り返る」の新エントリ。1年前はサウジとイランの激突が、8年前にはイスラエルとパレスチナ・ガザ地区のハマースとの間の「ガザ戦争」が激しく戦われました。フォーサイト連載で振り返ります。

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