【月】小説最終回、金正男、北方領土、
   トランプ政権

執筆者:フォーサイト編集部 2017年2月27日
タグ: 北方領土

高杉良さんの連載「小説・めぐみ園の夏」が最終回を迎えました。敬愛する稲垣先生から養子の話を諦めきれない切々たる思いの手紙を渡される亮平。気持ちが揺れる中、やはり伯父・保に相談に行くのだがーーいよいよ大団円。

「専門家の部屋」では、先週末から3本の新エントリ。

「『金正男暗殺事件』で新たな『中朝関係』が始まる?」(東南アジア、樋泉克夫さん):かつての大韓帝国初代皇帝・高宗の伝記を紐解くと、現在の北朝鮮理解の一助になるかもしれません。事件を契機に、新たな中朝関係の兆しも読み取れます。

「北方領土『共同経済活動』に蠢く『期待』『計算』『疑心暗鬼』」(ロシア、名越健郎さん):極東開発予算が政治腐敗によって消えていること、連邦政府が予算停止を決めたことにより、サハリン政府の日本への期待は強まっています。一方、日本の進出を「トロイの木馬」とみる警戒論も。

「トランプ政権『閣僚・重要ポスト人名録』(7)バノン」(アメリカ、足立正彦さん):人名録13人目は、政権内の最重要人物であるバノンです。重要な政策、メディア批判などで「黒幕」として大統領に多大な影響を与えています。

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