先週末から以下の通り、続々と更新情報をアップロードしています。
【現地レポート】青木功「世界記録」への挑戦(フォーサイト編集長・内木場重人):74歳7カ月――日本プロゴルフ界のレジェンド・青木功プロが、日本ツアー史上最年長記録を更新して、中日クラウンズの予選ラウンドに挑戦しています。予選を突破すれば世界記録も……初日のルポと、その心境を。
朝鮮半島「4月危機」騒乱(1)洗い直された米「対北朝鮮政策」(朝鮮半島の部屋・平井久志さん):最も緊張が高まった、朝鮮半島の「4月危機」。その萌芽は2月中旬、トランプ政権による対北朝鮮政策の洗い直しにあり、ここから事態はエスカレートしていきました。
軍事のコモンセンス(17)「騎兵」と「歩兵」の「均衡」と「充実」(上)(冨澤暉さん):「騎兵」と言えば馬、という時代が長く続きました。現代では馬こそいないものの、その運用思想は生き続けています。その変遷と意味を探ります。
連載小説 Δ(デルタ)(2)(杉山隆男さん):アメリカがセンカクを見捨てる――衝撃的な情報が首相官邸を駆け巡った頃、尖閣諸島海域を遊弋する巡視船「うおつり」に、2隻の漁船が体当たりを敢行。そして漁民風の男たちが乗り移ってこようとしていた。
そして本日の更新記事は、鷲尾香一さんの「中国を『為替操作国』と認定しないトランプ大統領こそ『為替操作者』」です。するすると言いながらしないトランプ大統領の中国「為替操作国」指定。が、発言の変遷をたどると、実はそのトランプ大統領こそが確信犯的ではないか。
さらに「池内恵の中東通信」では、一挙に6本を更新しています。
東アフリカに行くならエチオピアかトルコ経由:ジブチはフランスの元植民地で、公用語もフランス語(とアラビア語)。ところが実際に航空便の予約を取ろうとすると、エールフランスは週に1便しかジブチに飛んでいない。では、最適の方法は?
トルコはソマリアへの関与を深める:オスマン帝国はかつて最盛期に、ソマリアの海港都市を影響下に置いたことがある。オスマン帝国の栄光を復活させる「スルターン」としての印象を強めているエルドアン大統領にとって、ソマリアへの関与は、ナショナリズム感情を掻き立て、軍の掌握を強めるために、格好の機会となる。
エルドアン・プーチンのソチ会談で防空システムS-400導入か:トルコがロシアから防空システムを購入しようとする動き。ロシアからみれば、巨額の契約で軍需産業が潤うだけでなく、トルコとの関係を強化し、中東での支配的な立場を築く一歩となるが、米国はトルコ不信を強めるか。
サウジもロシア製防空ミサイルS-400の導入を検討中:トルコが導入するとされるロシアのミサイル防衛システムを、サウジも導入するとの説が流れている。このシステムS-400およびその前の型のS-300は、使い勝手がよく「防空システムのカラシニコフ」とでも呼べばいいのだろうか……。
非常事態宣言はそんなに怖くない:トルコ、エチオピア、フランス…。現在も非常事態宣言が出ている国は少なくありませんが、とはいえ、それらの国がどのくらい危険か、なぜ宣言が出ているのかはそれぞれに事情があります。
イエメン内戦の陰でアル=カーイダ系組織の勢力が伸長:敵の敵は味方、とは言いますが、サウジアラビアのイエメン紛争介入がAQAP(アラビア半島のアルカイダ)を利しているという話。今後、政治問題化するかもしれません。