MRIC通信 (13)

チェコで学ぶ医学生が感じる欧州「ポピュリズム」の波

急激に台頭した右派オカムラ氏と、首相に就任したバビシュ氏それぞれのTwitter(筆者提供)

 

【筆者:坂本遥・チェコ共和国国立パラツキー大学医学部生】(略歴は本文末尾)

 日本で昨年10月22日に投開票が行われた衆議院選挙と同じ時期に、私が医学を学んでいるチェコでも総選挙(下院、定数200)が行われました。事前調査では「チェコのトランプ(米大統領)」と呼ばれているアンドレイ・バビシュ氏の支持が高いと報道され、今後EU(欧州連合)にどのような影響を与えるか懸念されていました。2017年はEU内の様々な国で選挙が行われました。これらの選挙を通じて感じられた、右派ポピュリズムの台頭について述べたいと思います。

カテゴリ: 政治 社会 軍事・防衛
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