【火】「習近平」批判(下)、露サイバー規制、
   中東通信2本

執筆者:フォーサイト編集部 2017年7月25日

昨日朝に続いて午後、野嶋剛さんの「【賀衛方・北京大学教授『独占』インタビュー】『習近平体制』の行き詰まりを物語る『劉暁波』の悲劇(下)」をアップロードしました。司法の独立もなく、「法治」の体制はすでにレッドラインを超えている習近平体制について、国内で言論を封殺されているなか、厳しく非難しています。

 

そして「池内恵の中東通信」では、下記2本の更新情報があります。

カタールをめぐるGCCの分裂は長期化・恒常化トルコのエルドアン大統領がGCC諸国を歴訪しているが、事態打開に至るとは考えられず。このままでは、アラブ世界全体の弱体化が進みかねない情勢。

UAEはガザのダハラーン元治安長官の帰還でハマース取り込み図るUAEがサウジやエジプトと共に行ったカタールへの13項目の法外な要求から、なぜか肝心のハマースの名が除かれていたのは謎だったが、ここのところのガザのハマース分断と融和派取り込みの動きから、背景が見えてきている。

 

そして本日の更新記事は、小泉悠さんの好評連載「サイバーウォー・クレムリン(3)ロシアが『インターネット統制』にこだわる『事情』」です。中国に比べると比較的規制がゆるかったロシアのサイバー空間。が、プーチンは旧ソ連時代の「垂直的権力構造」強化を狙っているようです。

 

カテゴリ:
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
執筆者プロフィール
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top