環境省と公明党が手を結ぶ「水基本法」の行方

執筆者:岡山新平 2004年9月号
エリア: 日本

「一昔前なら考えられなかったんだけどねえ」 七月一日付の幹部人事に、国土交通省のある幹部はそう驚いた。 国交省の水資源部長だった甲村謙友氏(五三)が環境省の水環境部長に就任。甲村氏の後任には、環境省技官の仁井正夫氏(五四)が就いた。仁井氏は水環境部の水環境管理課長を経験しているから、名実ともに「交換人事」である。 省庁間の縦割りを解消するために今夏の異動で実施された幹部交流人事は四十件。国交省と環境省の間では、「水」の所管をめぐって鋭く省益を対立させるポスト同士で行なわれたことになる。この人事を受け、関係者の間では「今後、水法が再浮上してもおかしくない」と取り沙汰されている。

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