インド共産党は日本企業の脅威となるのか

執筆者:サリル・トリパシー 2005年12月号
カテゴリ: 国際 経済・ビジネス

七月、ホンダの工場で労働争議が起きた。背後には共産党の影がある。果たしてインドの左派は経済発展を左右するほどの力をもっているか。 グルガオンの町は、首都ニューデリーのインディラ・ガンジー国際空港からおよそ十キロ。この数年で、ただの田舎町から、多国籍企業の工場が建ち並び、西欧スタイルの住宅街に若い労働者とその家族が暮らす活気のある町へと大きく変貌した。 グルガオンの成長を可能にしたのは、日本からの投資だった。一九八〇年代、スズキが軽自動車マルチを製造するためにこの地に工場を開き、ホンダが二輪車の生産を始めたことで、グルガオンはインド北部における自動車産業の拠点となった。

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