ソフトウェアに賭けるビル・ゲイツ

執筆者:梅田望夫 2000年3月号
カテゴリ: IT・メディア

 ビル・ゲイツ(四四)が、マイクロソフトCEO(最高経営責任者)職を退いてそろそろ二カ月になる。 一月十三日のゲイツ退任の報は、その三日前に発表されたAOL、タイム・ワーナー合併の衝撃の中に少し埋没した感があったが、一時代の終焉と産業新秩序をめぐる闘争の始まりを象徴する「二〇〇〇年初頭にふさわしい大ニュース」だったと思う。 スピーチやマスコミのインタビューを通して聞こえてくるゲイツの肉声に今や一点の曇りもない。彼は「チーフ・ソフトウェア・アーキテクト」という自らの新しい役割を、心の底から楽しんでいるようだ。ネット新時代の覇権闘争はまだまだ始まったばかりと、ゲイツは信じて疑っていないのだ。

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執筆者プロフィール
梅田望夫 1960年東京都生れ。94年渡米、97年コンサルティング会社ミューズ・アソシエイツを起業。著書に『ウェブ進化論』(ちくま新書)、『ウェブ時代をゆく』(同)、『ウェブ時代 5つの定理』(文藝春秋)、『ウェブ人間論』(共著、新潮新書)など。メジャーリーグの野球、そして将棋の熱烈なファン。
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