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「電力が足りない」の挙証責任
2011/07/25
ジャーナリスト
電力会社が「供給力が足りない」と主張し、消費者に節電を強いている。その際、電力会社は需給の詳細を明らかにしない。電力不足の挙証責任が誰にあるのか――電力会社も、そして私たち社会の側も、このポイントを軽視もしくは失念しているように見える。震災翌日の3月12日、東京電力は管内の供給力が3700万kWに落ちたと発表した。震災前には5200万kWの供給力があったが、福島第一・第二原発が全停止し、震源に近い火力発電所が軒並み沈黙したためだ。その次の日のプレスリリースで不思議なことが起きた。翌14日月曜日の供給力がさらに減って3100万kWになっていたのだ。その差600万kW。これは福島第一原発1-6号機の合計発電容量470万kWを上回る。その膨大な量の供給力が消えてしまった。東電広報に理由を問い合わせたところ、「揚水発電所の水を落としきったため」という。…
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