本日の更新記事は、田中直毅さんの「経済の頭で考えたこと(37)米国復活遠し『国際政治のビジネス・モデル』が変わる」です。QE2を実施したにもかかわらず、米国の経済は好転しません。リーマン・ショックの引き金となった、サブプライム・ローン問題が片付かないからです。住宅向けの融資を証券化して投資家に売りつけるという仕組みは、レーガン政権以来の米国の政策の骨格とも言えるものでした。しかし、その解決がなされず、債務残高が公表の2倍とも推測される中、米国の対外政策も変化せざるを得ません。「国際政治のビジネス・モデル」が変わろうとしています。
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