ロシアのウクライナ侵略(以後「ウクライナ戦争」という)はロシアの思惑とは裏腹に長期化しつつあり、ウクライナの被害は刻々と拡大している。2008年のジョージア紛争、2014年のクリミア半島併合とこれに続くウクライナ東部ドンバス地方への介入など、21世紀のロシアはかつての帝政ロシア、あるいはソ連時代の版図を回復しようというあからさまな領土的野心に基づいて行動してきた。
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