米朝首脳会談「1カ月」の検証(5・了)噛み合わない北の「主張」と米の「願望」
マイク・ポンペオ米国務長官の訪朝が具体的な成果なく終わったことで、米国内では北朝鮮の非核化の意思を疑問視する声がさらに高まっている。
手詰まりの米国
与党共和党のジョニ・アーンスト上院議員は7月8日のテレビ番組で、交渉がうまく行かなければ「米韓合同軍事演習を続けるべきだ」と主張した。国防総省のロブ・マニング報道部長も同9日、演習再開の可能性について「指示があれば実行する用意がある」と話した。
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