安倍首相「サイバーセキュリティ強化」宣言に立ちはだかる防衛省「トップガン不足」の壁
今年に入ってから、サイバーセキュリティの強化に関連する安倍晋三首相の言動が、しばしばニュースになっている。
2018年1月、安倍首相はIT大国と呼ばれるエストニアを訪問。同国にある「NATO(北大西洋条約機構)サイバー防衛協力センター」への日本の参加が承認され、サイバー分野の重要性について意見交換を行った。
また4月には、自民党サイバーセキュリティ対策本部が提言書を提出した際、首相が「わが国はサイバーセキュリティーでも先進国とならなければならない」と語ったことが、報じられた。
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