韓国には今まで、生まれ育った地域、386世代¹とMZ世代²、高齢者世代と若者世代の間で政治的な考えや意識の対立があった。
しかしながら、近年は既存の対立に加えて若者世代の男女の間で対立が激しくなっている。若者世代の男女の対立は労働市場に参加するための「生存の戦い」である。中小企業、非正規労働者、労働組合のない企業などの「第二次(secondary)労働市場」と比べて相対的に処遇水準や労働環境が良い大企業、正規労働者、労働組合のある企業などの「第一次(primary)労働市場」に入るために、彼らはスペックを競い合う。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン