今年11月から12月にかけて、ミャンマーでは総選挙が予定されている。
前回の総選挙では反国軍・民主化を掲げた「NLD」(国民民主連盟)が圧勝したことで、アウン・サン・スー・チーNLD党首が国家顧問兼外相として大統領の上に立って国政を統べ、内外からの民主化・国民和解への期待を追い風にして、2016年3月には勇躍と政権をスタートさせた。
あれから4年が過ぎた。予想に違わず、やはり“期待外れの5年間”だったように思う。
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