韓国の総選挙(定数300、選挙区246、比例区54)は朴槿恵(パク・クンヘ)氏が率いる与党・セヌリ党が152議席(選挙区127、比例区25)を獲得し単独過半数を獲得した。今年の初めには、選挙は野党圧勝で、セヌリ党は100議席獲得も難しいとされたが、選挙戦に入るにつれて接戦となり、前回選挙の162議席からは減らしたものの、逆風を乗り越えたという意味では、与党の「圧勝」ともいえる結果になった。
野党は民主統合党が127議席(選挙区106、比例区21)、統合進歩党が13議席(選挙区7、比例区6)で合わせても140議席。民主統合党は過半数どころか、第1党になれなかった。このほかでは保守で忠清道を基盤にする自由先進党5議席(選挙区3、比例区2)、無所属3議席という結果だった。
自滅した野党
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