本日の更新記事は、磯山友幸さんの「財務省に操られた『国民負担率』報道の『まやかし』」です。毎年、財務省の発表では税金や社会保険料などの国民負担は減少見込みと報道されていますが、少なくともこの数年は、実際には毎年負担増になっています。そこには巧妙なカラクリが。
そして、世界が驚愕した暗殺事件。北朝鮮事情の第一人者である平井久志さんが分析した最新にして深い分析です。
金正男氏暗殺の謎:「白頭の血統」の視点から(朝鮮半島の部屋)
また、先週末には冨澤暉さんの好評連載「軍事のコモンセンス(12)世界秩序と日本の平和」をアップロードしました。平和のあるところ秩序があり、秩序のあるところ平和があります。これからの日本は、どのような秩序での平和を希求していくべきなのかについて、考察します。
会田弘継さんの好評連載「国際論壇レビュー:トランプの黒幕『バノン』の世界観(4)『オルタナ右翼』の淵源と多様性」もアップロードしました。黒幕の実像に迫る短期集中連載4回目。バノンは「オルタナ右翼」と分類されますが、単純に「人種差別主義者」「白人至上主義者」と括ってしまうと逆に見誤る恐れもあります。
さらに、「池内恵の中東通信」では、下記の2本をアップロードしています。
サウジのムハンマド・ビン・ナーイフ皇太子・内相への米国CIA長官の勲章授与は「次期国王」へのお墨付き?:ポンペオCIA長官がサウジアラビアを訪問し、サウジ皇太子に勲章を授与。これまではサルマーン国王の実子である副皇太子にばかり脚光が当たっていましたが、さて、次期国王レースへの影響は?簡潔に書かれた、深い考察です。
ロシアのプロパガンダ・メディア「スプートニク」はCIA長官の中東歴訪を叩き、フリン補佐官辞任を惜しむ:ロシアのメディアは、先ごろ大統領補佐官を更迭されたフリンは無実で、CIAのリークによって貶められたのだ、と主張しています。トランプ政権対CIAの暗闘。