「日の丸液晶メーカー」ジャパンディスプレイ(JDI)が資金難に喘いでいる。今年4月に発表した増資計画は二転三転。9月には最終契約を結んでいた中国の大手投資会社、嘉実基金管理が離脱を表明し、残るは最大の顧客である米アップルと香港の投資ファンド、オアシス・マネジメント・カンパニーのみになった。9月末に就任した菊岡稔社長は「11月末までに500億円を確保する」としているが、失敗すれば法的整理の恐れもある。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン