次期首相を決める民主党代表選は、小沢グループ支援を受けた海江田万里経産相が1歩リード、それを野田佳彦財務相、前原誠司前外相が追う展開のようです。「東電救済法案」の白紙撤回を唯一主張していた馬淵澄夫前国土交通相は、残念ながら泡沫候補で終わりそうです。海江田氏が首相になれば完全な傀儡政権、野田氏、前原氏が勝てば小沢グループとの確執に加え、スキャンダルも追及されそうです。いずれにしても、そう長く持ちそうにはありません。民主党の未来は暗い。被災地復興と原発事故収束だけは、滞りなく進めてほしいものですが。
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