【特別対談】「韓国」「北朝鮮」との「向き合い方」(1)

金正日総書記は、「生き残り」を核・ミサイル開発と日朝国交正常化に賭けた (C)EPA=時事

 

 北朝鮮の核・ミサイル開発や拉致問題、日韓間に横たわる慰安婦や徴用工などの歴史認識、そして在日韓国・朝鮮人へのヘイト――朝鮮半島をめぐる問題は多岐にわたるが、これらに向き合おうとする時、私たちにはどんな「作法」が必要なのだろうか。乱れ飛ぶ様々な情報を受け止め、そして考えるためには――。

 朝鮮半島研究の第一人者である小此木政夫・慶應義塾大学名誉教授と、元共同通信ソウル支局長で「朝鮮半島の部屋」運営者のジャーナリスト・平井久志さんが語り合う。

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執筆者プロフィール
小此木政夫 慶應義塾大学名誉教授、九州大学特任教授。1945年、群馬県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業、同大学院法学研究科博士課程単位取得退学。法学博士(慶應義塾大学)。慶應義塾大学助教授、ハワイ大学朝鮮研究センター客員研究員、ジョージ・ワシントン大学中ソ研究所客員研究員などを経て、慶應義塾大学教授。慶應義塾大学地域研究センター所長、法学部長、法学研究科委員長を歴任した。専門は国際政治論、現代韓国朝鮮政治論。著書に『朝鮮戦争――米国の介入過程』(中央公論)、共著・編著に『日韓関係の争点』(藤原書店)、『朝鮮半島の秩序再編』(慶應義塾大学出版会)など多数。
執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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