カダフィ次男の行方

執筆者:畑中美樹 2011年10月24日
カテゴリ: 国際
エリア: 中東

 拘束されたと伝えられたカダフィ政権のアブドゥル・サヌーシ前諜報庁長官はニジェールに逃亡済みで、カダフィ大佐の次男、セーイフ・イスラム氏の脱出ルートの確保を図ろうとしているようだ。そのセーイフ・イスラム氏は、片腕を失う重傷を負ってズリタンの病院で拘束されているとの話であったが、どうやら依然逃亡中のようで、2011年10月22日遅くにはカダフィ大佐も使っていたシリア系のテレビ局を使って徹底抗戦するとの短い内容のメッセージを流している。現在、国民評議会側は同氏を拘束すべく居場所の特定に全力を傾注している。

(畑中美樹)

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執筆者プロフィール
畑中美樹 1950年東京都生れ。慶應義塾大学経済学部卒業。富士銀行、中東経済研究所、国際経済研究所、国際開発センター エネルギー・環境室長などを経て現職。中東・北アフリカ地域で豊富な人的ネットワークを有する。著書に『石油地政学――中東とアメリカ』(中公新書ラクレ)、『オイルマネー』(講談社現代新書)、『中東湾岸ビジネス最新事情』(同友館)などがある。
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