北朝鮮の国防委員会スポークスマンは10月12日「米国が心から朝米関係の改善に関心があるならば対朝鮮敵視政策から撤回するべきだ」と題した声明を発表した。この声明はケリー米国務長官が日米両政府の外交・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)後の共同会見で発言した不可侵に関する発言内容を批判したものであった。
声明は「この日、ケリーはわれわれが非核化を先に始めれば米国は対話を行なう準備ができており、われわれの非核化開始が確かであればわれわれと平和的な関係も結び、不可侵条約も締結すると生意気に言いふらした」と指摘した。
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