やんぬるかな「第二地銀」がなくなる日

執筆者:村山敦 2006年9月号
カテゴリ: 経済・ビジネス 金融

「もう単独で協会を運営していくのは限界に近い。全銀協に合流させてもらえないか」 いま、第二地方銀行協会(第二地銀協)が全国銀行協会(全銀協)に対し、水面下でそう打診している。合流にあたっては、たとえば全銀協内に「第二地銀協部」を作るなどの案が挙げられているという。第二地銀協の窮状は、協会を構成する第二地銀自体の苦境に起因している。 第二地銀はかつての相互銀行である。普通銀行に一斉転換したのが一九八九年二月。九〇年三月末の第二地銀協加盟行数は六十八だった。同じ時期の地方銀行協会(地銀協)加盟行数は六十四で、数の上では第二地銀の方が多かった。

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