急成長「スクリブド」は出版のあり方を変えるか

執筆者:ルイーズ・ブランソン 2009年8月号
エリア: 北米

文書版「ユーチューブ」ともいえる人気サイトが米出版大手と提携した。何が起きようとしているのか。[ワシントン発]ネットサーフィンを楽しんでいたアメリカのSF作家のアーシュラ・ル=グウィンは、偶然あるサイトを見つけて驚愕した。自著が無断で掲載され、誰でも自由にダウンロードできるようになっていたのだ。その中には代表作『闇の左手』も含まれていた。普通の書店販売の世界では一、二を争うベストセラーだ。「いったい何の権利があって私の著作権を侵害しても許されると思うのでしょう。この人たちは自分を何様だと思っているのかしら?」と、ル=グウィンは言う。

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執筆者プロフィール
ルイーズ・ブランソン イギリス出身。英『サンデー・タイムズ』紙モスクワ支局長を経てフリーランスに。米『ワシントン・ポスト』紙元モスクワ支局長で夫のダスコ・ドーダー氏との共著に『ミハイル・ゴルバチョフ』『ミロシェビッチ――暴君のポートレイト』がある。
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