敢えて告ぐ「最優先は不良債権処理」

執筆者:小暮史章 2001年5月号
エリア: 日本

橋本政権の二の舞を避けるには「構造改革」の重点を見極めよ。まず追求すべきは不良債権の抜本処理以外にあり得ない――。もはや“平時”ではない日本の舵を取る小泉新政権に、「マネー市場『神々の乱心』」特別篇が提出するリスクシナリオとその突破法。 小泉純一郎政権の発足を、外国人投資家は「買い」で迎えた。米国を中心とした外国勢は、四月に日本株を一兆円余り買い越した。株式買い取り機構よりも政権交代の方が、日本株にはプラスになったといえる。問題は、冷静な計算を重視するはずの外国勢が、今回はいささか「改革」路線を買いかぶり過ぎている点にある。

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