中国の人民元がまた金利を上げました。定期一年もので3%が3・25%になります。一年ローンの基準金利も6.06%から6.31%になりました。今年二回目の利上げで、年内に三度目の利上げを予想する声もあります。
もう一つ、ここのところの動きとして、人民元が対米ドルで最高値を更新させています。これも中国人民銀行が設定する値に基づくものですから、中国政府の誘導ということになります。
この二つの動きから見えてくるのは、物価や資産価値の上昇を何としても抑え込もうということに中国政府は必死なんだなということだと思います。
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