難民問題とドイツ(4)女性国防相が訴える「難民教育」案

執筆者:佐瀬昌盛 2017年1月25日
エリア: ヨーロッパ
7人の子どもの母親でもある美人国防相(C)EPA=時事

 

 ミュンヘンでの第52回「安全保障会議」は2016年2月12日から14日にかけて開催された。昨年のミュンヘンは暖冬であり、1月末にはこの季節の平均気温を10度近くも上回っていたが、2月になると寒さも募り、「会議」開催当日には最高気温が6度、最低気温がマイナス5度とほぼ例年の水準に戻っていた。

 さて大会は、時間に几帳面なドイツ人らしく12日午後3時きっかりに始まり、まず議長であるヴォルフガング・イッシンガーが開会の辞を述べた。彼は錬達の外交官であり、2001年から06年にかけて米国大使、その後2006年から08年にかけては駐英大使を務め、それ以前には1998年から2001年まで本省で外務次官を務めた人物である。「安全保障会議」の議長に就任したのは2008年のことであった。

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執筆者プロフィール
佐瀬昌盛 防衛大学校名誉教授。1934年生れ。東京大学大学院修了。成蹊大学助教授、防衛大学校教授、拓殖大学海外事情研究所所長などを歴任。『NATO―21世紀からの世界戦略』(文春新書)、『集団的自衛権―論争のために』(PHP新書)など著書多数。
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