「3つの大渦」に翻弄される韓国(4・了) 大統領最有力候補「文在寅」の死角

平井久志
執筆者:平井久志 2017年2月11日
カテゴリ: 国際 政治
エリア: 朝鮮半島
潘基文氏の「途中下車」で、「共に民主党」元代表の文在寅氏が優位に立ったように見えるが…… (c)時事

 韓国のYTNテレビは2月2日、潘基文(パン・ギムン)氏の2月1日の出馬断念発表の直前と直後に実施した、有力大統領候補の支持率に関する緊急世論調査結果を報じた。

 潘基文氏の出馬断念前の調査は(1)文在寅(ム・ジェイン)33.9%、(2)潘基文13%、(3)李在明(イ・ジェミョン)9%、(4)安熙正(アン・ヒジョン)8.2%、(5)安哲秀(アン・チョルス)8.1%、(6)黄教安(ファン・ギョアン)7.8%、(7)劉承旼(ユ・スンミン)3.4%、(8)孫鶴圭(ソン・ハッキュ)1.6%――という内容だった。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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