米朝「チキンゲーム」は続く(5)「謎」を残した「ワームビア」問題

平井久志
執筆者:平井久志 2017年7月5日
エリア: 北米 朝鮮半島
「米朝対話」のキーパーソン・崔善姫北米局長(右) (C)時事

 

 ニューヨークで流れた「1.5トラック」対話は、ノルウェーのオスロで5月8、9日に実現した。北朝鮮側は崔善姫(チェ・ソンヒ)北米局長らが出席し、米国側はトーマス・ピカリング元国連大使や元国務省不拡散・軍縮担当特別顧問のロバート・アインホーン氏、米シンクタンク「ニューアメリカ」のイラン専門家、スザンヌ・ディマジオ氏らが出席した。

 当初、この非公式協議の中身は明らかにならなかった。協議を終えた崔善姫氏は5月13日、帰国途中の経由地・北京でメディアに対して、トランプ政権との米朝対話について「条件が整えば対話するだろう」と語り注目を浴びた。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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