米朝「チキンゲーム」は続く(6・了)「ICBM発射」と今後の北朝鮮の「出方」
北朝鮮は7月4日午前9時40分(日本時間)ごろ、北朝鮮北部の平安北道亀城市方峴付近から東方の日本海方向へ弾道ミサイル1発を発射した。韓国軍合同参謀本部は、ミサイルは約930キロ飛行したとし、日本政府もミサイルは約40分飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられるとした。
米太平洋軍司令部は同日声明を出し、「北朝鮮のミサイルは日本海に落下し、全37分間追跡した」「北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、今回のミサイルは米国本土を威嚇するものではないと判断した」と発表した。その上でこのミサイルは中距離弾道ミサイルで、大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではないとの見解を明らかにした。
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