北朝鮮「今ある脅威」ICBM(下)終わらない「圧迫」と「挑発」の悪循環

平井久志
ASEAN外相会議などに出席のため、フィリピン・マニラに滞在する李容浩・北朝鮮外相(中央) (C)EPA=時事

 

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領はG20出席のために訪問したドイツのベルリンで7月6日に演説し、朝鮮半島の緊張緩和のための「ベルリン構想」を発表した。文大統領は北朝鮮が「火星14」を発射した2日後であるにもかかわらず、「正しい条件が整った」ことを条件にしながら「朝鮮半島の緊張と対峙局面を転換させる契機になるのであれば、私はいつ、どこでも、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長と会う用意があります」と、南北首脳会談の用意を表明した。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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