北朝鮮「今ある脅威」ICBM(下)終わらない「圧迫」と「挑発」の悪循環

ASEAN外相会議などに出席のため、フィリピン・マニラに滞在する李容浩・北朝鮮外相(中央) (C)EPA=時事
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領はG20出席のために訪問したドイツのベルリンで7月6日に演説し、朝鮮半島の緊張緩和のための「ベルリン構想」を発表した。文大統領は北朝鮮が「火星14」を発射した2日後であるにもかかわらず、「正しい条件が整った」ことを条件にしながら「朝鮮半島の緊張と対峙局面を転換させる契機になるのであれば、私はいつ、どこでも、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長と会う用意があります」と、南北首脳会談の用意を表明した。

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