共和党系保守活動家や共和党政治家らが多数参加する最大の保守派政治イベントであるアメリカ保守同盟(ACU)主催の「保守政治活動会議(CPAC:Conservative Political Action Conference)」の年次会合が、今月10日から3日間の日程でワシントンD.C.のホテルで開催された。そして、この時期に合わせて、ティーパーティー(茶会党)運動専門の月刊誌である「ティーパーティー・レビュー(Tea Party Review)」の創刊号が刊行された。
同誌の発行者らは何故CPAC年次会合の開催時期に合わせるかたちで同誌を創刊したのかについて、CPAC年次会合は保守派勢力最大の政治イベントであり、茶会党運動の支持基盤である保守派勢力に正に焦点を当てようとしたと明らかにしている。発行者らは同誌について、「茶会党運動のための、茶会党運動による、茶会党運動に関する全米初の専門雑誌」と位置付けている。
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