ロムニーに有利な今後の予備選挙・党員集会日程

足立正彦
執筆者:足立正彦 2012年2月1日
カテゴリ: 国際
エリア: 北米

  1月31日に行なわれたフロリダ州共和党予備選挙でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が得票率46.4%を獲得し、2位のニュート・ギングリッチ元下院議長(ジョージア州第6区)を14.5ポイントも引き離して圧勝した(表1参照)。ロムニーはフロリダ州予備選挙で強固な政治組織と豊富な政治資金を活かしてギングリッチらを圧倒し、今後の共和党大統領候補指名獲得争いで優位な態勢を構築することとなった。

 

 フロリダ州予備選挙では勝者総取り方式を採用しており、50名の代議員が配分されている。同州にはヒスパニック系有権者も多く、人口動態も多様性に富み、また、共和党内には保守的な茶会党支援勢力から連邦政府による州への財政支援を容認する穏健派まで広範な支持層が存在している。全米レベルに酷似した州であるため、どの候補が勝利するのかが非常に注目されていた。前回の2008年共和党大統領候補指名獲得争いでは、ジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州)がニューハンプシャー、サウスカロライナに次いでフロリダでも勝利して3連勝となり、事実上の共和党大統領候補指名獲得をほぼ固めている。

この記事は役に立ちましたか?
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
足立正彦
足立正彦 住友商事グローバルリサーチ シニアアナリスト。1965年生れ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より現職。米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当する。
comment:0
icon
  • 記事の閲覧、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。
フォーサイトのお申し込み
注目記事ランキング
  • 24時間
  • 1週間
  • f
  • 新着
  • 高評価
  • コメント数順