対北「宥和」の張本人を登用した韓国人事の波紋

執筆者:草壁五郎 2006年2月号
カテゴリ: 国際
エリア: 朝鮮半島

年明け早々、蜂の巣をつついた大騒ぎ。大統領の北朝鮮寄りの姿勢を振り付けてきた「黒衣」が、強大な権力を手中にしてしまい……。[ソウル発]内閣改造による閣僚内定者が発表された年初から、韓国政界が大きく揺れている。 一月二日、盧武鉉大統領は副首相兼科学技術相に金雨植前青瓦台(大統領官邸)秘書室長、統一相に李鍾ソク国家安全保障会議(NSC)事務次長、産業資源相に丁世均ウリ党臨時議長、労相に李相洙元議員をそれぞれ内定したと発表した。これに対して、大統領と「コード」(波長)の合う人物や盧政権誕生に功労のあった「功臣」ばかりを起用した「身勝手組閣」(東亜日報)だとの批判が湧き起こった。

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