「ソマリア」を伝える記者の非日常的日常

執筆者:モハメッド・アリ・ビレ 2008年2月号
カテゴリ: 国際
エリア: アフリカ

[モガディシオ発]この国で報道に携わる者は、常に、現在政権を握るソマリア暫定政府と、イスラム原理主義組織「イスラム法廷会議」との銃口の狭間に立たされてきた。二〇〇七年だけで八人のジャーナリストが殺害され、四十三人の報道関係者が暫定政府に拘束されている。 〇六年八月当時、首都モガディシオは法廷会議の支配下だった。法廷会議の批判記事を書いた私の携帯電話に、番号非通知の着信があった。「ビレさんだね。今まではうまく逃げ延びてきただろうが、今度は死んでもらう」。十八年の記者人生で初めて受けた脅迫に、膝が震えた。

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