北京に出張に来ているのですが、ちょうど清華大学の「百年校慶」(100周年記念式典)にぶつかりました。なかなか興味深いものがありました。
一昨日の記念式典はもう本当に共産党の党大会のようで、政治局常務委員の6人がひな壇に並んでいました。というのも、胡錦濤、呉邦国、習近平らはいずれも清華大学出身だからです。
いま中国で清華大学出身者は我が世の春をエンジョイしています。政府部門の幹部の最大勢力で、大学でも学長は清華出身ばかり。胡錦濤が清華だからというわけでもないのでしょうが、次の指導者の習近平も清華ですから、清華の時代はしばらく続くのでしょう。中国では工学部などの理系出身者が偉くなる傾向が続いていて、清華が理工系が充実していることも清華優勢の一因です。
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