インテリジェンス・ナウ
「米・サウジ陰謀説」に強まる状況証拠:復権したバンダル元長官がカギに
原油価格の急激な低下がロシアやイランの経済をまたたく間に窮地に陥れた。
あまりにも動きが唐突だったこともあり、世界各地で陰謀説がささやかれて久しい。「陰謀説」に火を付けたのはニューヨーク・タイムズの人気コラムニスト、トーマス・フリードマン氏。10月14日付コラム記事で、米国・サウジアラビア対ロシア・イランの世界的な「石油戦争」を伝えた。
原油価格急落で、既に経済制裁を科せられているロシア(ウクライナ問題)、イラン(核開発問題)が明らかに強い圧力を受ける。陰謀説はさもありなん、といった構図だ。
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