自民「国民民主・連立構想」の狙いは「連合」

IN-DEPTH【ニュースの深層】

2022年3月24日
タグ: 日本
エリア: アジア
国民民主の命運はいかに(C)時事
過去最大となる107兆円規模の新年度予算が成立し、国民民主党が衆院に続き参院でも賛成に回ったことに波紋が広がっている。囁かれ始めた「連立構想」の狙いとは。

 

 国民民主の玉木雄一郎代表は、ガソリンの値上げに伴いガソリン税の一部を減税する「トリガー条項」の凍結解除を与党に提案し、自民、公明両党の3党検討チームを設置した。その凍結解除の目途が立ったことを賛成の理由に挙げるが、立憲民主党などからは「玉木雄一郎代表は政権に利用されている」「価値がなくなれば捨てられる」などと「与党化・裏切り」批判が絶えない。

 一方、自民中枢には国民民主の「取り込み」へ本気度も見える。自公と国民民主による「自公国3党連立」構想だが、背後では火種もくすぶる――。

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カテゴリ: 政治
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