共青団と軍総参謀部の「蜜月」はなぜか

執筆者:藤田洋毅 2005年7月号
カテゴリ: 国際 金融
エリア: 中国・台湾

胡錦濤の支持基盤・共産主義青年団と軍が急接近。そこに秘められた意味は――。「幾つかの重要施策が停滞を余儀なくされ、はなはだしきは延期せざるをえません。実に頭の痛いことです」 中国共産党中央の中堅幹部はぼやく。胡錦濤総書記が「スローガン先行だった『親民政策』に肉づけし、ようやく自分のカラーを打ち出す動きを速めようとした」矢先に、反日デモが吹き荒れた。対日強硬路線を掲げた江沢民前総書記とそのグループは隠然たる影響力を維持している。内外とも、胡は江の政策を否定するような「思いきった新政策を打ち出しにくくなっている」という。

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