いまこそ問われる任天堂「岩田聡」の真価

執筆者:杜耕次 2006年6月号
カテゴリ: 経済・ビジネス

大ヒットした「ニンテンドーDS」は先代の“置き土産”。ゲームビジネスの“目利き”と評される経営者の真価が問われるのはこれからだ。 昨日の敗者は今日の勝者。逆もまた真なり――。生き馬の目を抜く家庭用ゲーム市場では現在、任天堂の快進撃が続いている。同社は二〇〇一年に売り出した現行の据え置き型機「ゲームキューブ」でソニーの「プレイステーション2(PS2)」に惨敗。シェアで四倍以上(一六%対六九%)の差をつけられた。巻き返しの切り札として、〇四年末に二つの液晶画面を持つ携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を投入したのだが、これが業界関係者の予想を覆す大ヒット商品になっているのだ。

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