民族系メーカーが好調 自動車業界の構造変化

執筆者:五味康平 2006年6月号
カテゴリ: 国際 経済・ビジネス
エリア: 中国・台湾

 中国の自動車産業で、外資系との資本関係のない民族系自動車メーカーの躍進が目立ってきた。四月の乗用車販売実績では、安徽省に本拠を置く奇瑞汽車が三万二千台を売り、初めて第三位に食い込んだ。第一位は米ゼネラル・モーターズ(GM)と上海汽車の合弁の上海通用で四万三百台、二位は独フォルクスワーゲンと第一汽車との合弁の一汽大衆の三万三千七百台。 奇瑞汽車は前年同月比ほぼ倍増で、伸び率は業界トップ。コンパクトカーの「QQ」が一万三千台、セダンの「新旗雲」が一万一千台と月間販売台数では過去最高になったほか、セダンの「新東方之子」も二千二百台と売れ行きを伸ばした。

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