窮地に陥った日本のロケット開発

執筆者:正木利 2000年11月号
カテゴリ: 経済政策・社会保障
エリア: 日本

新型H2Aロケット打ち上げは絶対に失敗を許されない状況―― 日本のロケット開発が重大な転換期を迎えている。発端となったのは昨年十一月、国産ロケット、H2・8号機の打ち上げに失敗したことだ。8号機打ち上げがすんなりと成功すれば、国は後継機のH2Aロケットで二〇〇〇年中にも国際打ち上げビジネスの場に進出する予定だったが、この失敗でスケジュールの見直しを余儀なくされた。しかも、その後も開発中のトラブルが続き、政府内からも開発体制の無駄が指摘されている。一九六四年以来、国策として取り組まれてきた実用化ロケットの開発だが、積年のひずみを解消すべき時期に来ているようだ。

この記事は役に立ちましたか?
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
comment:0
icon
  • 記事の閲覧、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。
フォーサイトのお申し込み
注目記事ランキング
  • 24時間
  • 1週間
  • f
最新コメント
最新トピック
  • 新着
  • 高評価
  • コメント数順
back to top