北極冒険家「極地便り」

 冒険家の荻田泰永氏(41)が「北極圏を目指す冒険ウォーク2019」と銘打ち、カナダ北東部バフィン島を12人の若者と歩いている。4月7日に南部のパングニタングを出発し、1カ月かけて北部のクライドリバーまで600キロの道のりを踏破するという。『北極冒険家「極地便り」』では、極北の地からさまざまな障害(主に通信!)を乗り越え彼らが発信してくれる現地レポートを毎日お届けする。

 

 

北極冒険家「極地便り」(35・最終回)

「全員死なずに帰ってきました!」北極冒険家「帰国報告」

執筆者:フォーサイト編集部 2019年6月14日
カテゴリ:
エリア: 北米 その他
真っ黒になって帰ってきた「チーム荻田」

 

 この春、カナダ北東部バフィン島の約600キロの道のりを12人の若者と歩いた冒険家の荻田泰永さん。フォーサイトでは『北極冒険家「極地便り」』と題し、3月25日の出発から5月11日の帰国までをレポートしてきた。

 20年前、自身が冒険家の大場満郎さんに連れられ北極を訪れたように、若者に何かきっかけを与えたい――。そんな思いから始まった今回の北極行は、荻田さんにとっても新鮮な挑戦だったようだ。以下、帰国後のインタビューをお届けする。

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