冒険家の荻田泰永氏(41)が「北極圏を目指す冒険ウォーク2019」と銘打ち、カナダ北東部バフィン島を12人の若者と歩いている。4月7日に南部のパングニタングを出発し、1カ月かけて北部のクライドリバーまで600キロの道のりを踏破するという。『北極冒険家「極地便り」』では、極北の地からさまざまな障害(主に通信!)を乗り越え彼らが発信してくれる現地レポートを毎日お届けする。


真っ黒になって帰ってきた「チーム荻田」
この春、カナダ北東部バフィン島の約600キロの道のりを12人の若者と歩いた冒険家の荻田泰永さん。フォーサイトでは『北極冒険家「極地便り」』と題し、3月25日の出発から5月11日の帰国までをレポートしてきた。
20年前、自身が冒険家の大場満郎さんに連れられ北極を訪れたように、若者に何かきっかけを与えたい――。そんな思いから始まった今回の北極行は、荻田さんにとっても新鮮な挑戦だったようだ。以下、帰国後のインタビューをお届けする。

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