決戦!? アメリカ大統領選挙

執筆者:名越健郎 2004年11月号
エリア: 北米

 長丁場の米大統領選が11月2日の投票に向けて、いよいよ最終コーナーに差しかかった。 今回の選挙は「Bush lover」対「Bush hater」の争いといわれる。テロとの戦い、イラク戦争、大型減税といったブッシュ大統領の強烈な政策に、全米は賛否が真っ二つに割れており、大統領を支持するか否かが勝敗を分けることになる。その分、民主党のケリー候補は存在感や個性のアピールに苦慮している。 大統領選の世論調査で、ブッシュ大統領が数パーセントのリードと発表されると、ホワイトハウスに垂れ幕が掲げられた。“Mission Accomplished”(任務完了)

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執筆者プロフィール
名越健郎(なごしけんろう) 1953年岡山県生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社に入社、外信部、バンコク支局、モスクワ支局、ワシントン支局、外信部長、編集局次長、仙台支社長を歴任。2011年、同社退社。拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学特任教授を経て、2022年から拓殖大学特任教授。著書に、『秘密資金の戦後政党史』(新潮選書)、『ジョークで読む世界ウラ事情』(日経プレミアシリーズ)、『独裁者プーチン』(文春新書)など。
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