ロシアの反体制派、リトビネンコ連邦保安局(FSB)元中佐がロンドンで放射性物質「ポロニウム210」によって殺害された事件は、英捜査当局がFSBの元同僚ルゴボイを容疑者としたことで、FSB関与説が一段と強まった。 ルゴボイは昨年11月、ホテルのバーでリトビネンコ氏と会い、紅茶にポロニウムを混ぜて飲ませた疑い。元同僚のコフトンがポロニウムをロシアから持ち込み、「ウラジスラフ」という謎のロシア人が関与したと英メディアが報じている。プーチン大統領らKGB(旧ソ連国家保安委員会)の元中堅将校が中枢を固めるKGB政権の闇が、事件解明で暴露されかねない。
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