サウジ主催の合同軍事演習「北の雷鳴」が示す中東秩序の「新現実」
サウジアラビアで大規模な合同軍事演習が行われている。「北の雷鳴(Ra'ad al-Shamal)」と名付けられた演習は、サウジアラビア北東部ハファル・バーティン(Hafar al-Batin)のハーリド王軍事都市で、公式には2月14日から3月10日にかけて行われるものとされている。演習には20カ国(あるいは21カ国)から15万人(一部の報道では35万人とも)の兵員が参加し、戦闘機2540機、戦車2万両、ヘリコプター460機が投入されるというが、実際にはそのような規模にならないと専門家は見る。

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