トランプ時代の中東(2)国務長官候補ジョン・ボルトンの対イラン政策論

執筆者:池内恵 2016年11月15日
カテゴリ: 国際 外交・安全保障

  トランプ政権の国務長官の候補として、ジュリアーニ元ニューヨーク市長やニュート・ギングリッジ元下院議長と並び有力視されるのが、ブッシュ(息子)政権の1期目の終わりに(2005−2006年)に国連大使に任命されたジョン・ボルトンである。ボルトンはブッシュ・小泉の蜜月時代に国連大使を務めたこともあり、当時の関係者を中心に、日本側には好印象を持っている人も多い。同時に、その歯に衣着せぬ言動から、米国の政策エスタブリッシュメントの中では異端児的扱い、あるいは白眼視を受けることも多い。国連大使を務めたが国連に対して喧嘩腰の姿勢が顕著で、タカ派、米国一国主義的に見られがちな人物である。

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執筆者プロフィール
池内恵 東京大学先端科学技術研究センター、グローバルセキュリティ・宗教分野教授。1973年生れ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員、国際日本文化研究センター准教授を経て、2008年10月より東京大学先端科学技術研究センター准教授、2018年10月より現職。著書に『現代アラブの社会思想』(講談社現代新書、2002年大佛次郎論壇賞)、『イスラーム世界の論じ方』(中央公論新社、2009年サントリー学芸賞)、『イスラーム国の衝撃』(文春新書)、『【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』 (新潮選書)、 本誌連載をまとめた『中東 危機の震源を読む』などがある。個人ブログ「中東・イスラーム学の風姿花伝」(http://ikeuchisatoshi.com/)。
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